5本指の靴下の選び方

靴下もマメを防止するには大変重要な要素です。形で言えば通常の靴下と5本指の靴下があり、厚手のものと薄手のものがあり、さらには素材で木綿、ポリエステル、絹などのバリエーションがあります。いろいろ試してみて自分にあった靴下を見つけると良いでしょう。おやじんは5本足の靴下を好んで履いています。

(1)五本指ソックスも靴との相性がある

マメ防止に効果的だと言われている五本足のソックスですが、確かに指間が広がり安定性が増して歩きやすいですし、指間の摩擦も低減されて指間のマメができにくくなります。しかしこれは靴の横幅が適正に確保されている事が前提なのです。横幅の足りない靴でマメ対策に良いという評判を聞いて5本指ソックスを利用してもかえって逆効果です。

5本指ソックスは指間にも生地が入り込みますので全体で見れば指5本分の生地の厚みが合算されて足の横幅が数ミリ程度広くなってしまいます。もし横幅がギリギリの靴にこの5本指ソックスを組み合わせると、かえって指が圧迫されてしまってマメが出来やすくなってしまいます。5本指ソックスは自分に合わないと思っている方の殆どはこの理由なのではないか想像しています。まず靴のチューニングを行ってから靴下を評価しなければ正しい評価にはなりません。

(2)朝と昼とで靴下を替えてみる

靴下にはクッション製の高い厚手のものとサラッとした感覚の薄手のものがありますが、朝ウォーキングを始める際には厚手のものをはいて歩き、昼頃から薄手のものにチェンジするするのがマメ防止の観点から良いようです。マメは靴の中の湿気が高いとできる可能性が高くなりますので、靴下を取り替えることは大変有効なマメ対策です。加えて足がむくむ午後のウォーキングには薄手の靴下にすれば、むくんで靴に圧迫される可能性が低くなります。

靴下を取り替える際には外気に十分ふれさせて足全体を軽く全体をこすります。できれば冷水で洗ってから足全体を軽くこする事で水分が蒸発しやすくなって血行も良くなります。できかけていたマメも一時的にちょっとひっこむようです。この靴下を脱ぐ時ってとっても気持ちが良いのでおやじんは大好きです。

(3)素材にこだわってみる

靴下もいろいろな素材がありますが、通気性が良くて丈夫なら何を履いても構わないと思います。おやじんは木綿の靴下をいつも履いています。ただ先日購入した木綿の靴下は普通の靴下よりも織目が粗くて通気性は良いのでしょうが、荒い織目がかえって足に食い込んでマメになってしまうという事が起こりました。同じ木綿であってもマメが出来たり出来なかったりするいい事例だと思います。

最近ちょっと試して良い結果だったのが絹の5本指の靴下です。木綿との混合ですが生地は薄手で感触がざらっとしています。履き心地もとても良くてマメも出来なかったので何回か履いてみましたが、残念な事にすりへってしまってあちこちが穴だらけになってしまいました。耐久性に問題はありますがかなり有効な素材だと感じました。

靴下を裏返してみると分かりますが、通常の靴下であれば両側にカタツムリの触覚のように2本出ている編み終わりの糸が5本指の靴下の場合には5本指の間に出ている事があります。こうした編み終わりはあらかじめきちんと処理しておくと大変快適に歩けます。ちょっとした出っ張りでも長距離を歩くとマメの原因になったりします。

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