ちょっと意識さえすればサラリーマンが仕事の合間にウォーキングを楽しむ事は簡単にできますが、実際にはちょっとしたコツを押さえれば、より快適にウォーキングが楽しめます。
ウォーキングシューズは長距離歩くためのシューズですので普通の革靴にはない特徴があります。まず靴底は厚く重さも少し重めです。これはその方が長距離を楽に歩けるからです。また雨の中を長距離歩く事を想定しているので防水性も高く、長距離歩いても蒸れないように通気性も考慮されています。
靴としては理想的な性能を発揮するウォーキングシューズですが唯一の欠点はデザイン的に一般の革靴よりも野暮ったいという点だけでしょう。しかしこのデザイン的な点だけを我慢すれば、普段からいつも履いているべきです。ちょっとした時間があればすぐにウォーキングモードにスイッチできますね。
15分ほどウォーキングをすると体が温まってきますので自然に汗が出てきます。脂肪燃焼の観点からはこの状態は理想的な状態ですが、サラリーマンは仕事中だとあまり汗をかくわけにはいきません。従って服を工夫してあまり汗をかかないように工夫する必要があります。最近は下着やシャツなどで通気性が良い涼しい素材が多くなってきました。これは断面が平べったいポリエステル繊維と木綿を組み合わせたもので確かに木綿素材だけのシャツより涼しいようです。こうした素材をうまく組み合わせれば歩くだけならそう汗をかかないですみます。
また春秋でも夏物のスーツを冬には秋物のスーツを着ることも有効です。要は仕事着で軽スポーツをする事を意識した服装をすると言う事です。
最近は若いサラリーマンを中心にカバンではなくデイパックで通勤している人が多くなってきました。さすがに得意先にデイパックではちょっと抵抗があるのであれば会社に普通のカバンを置いておけば良いのです。要はウォーキングにとって両手が自由になる事が大切で、きちんと手を振ればそれだけ楽に歩けますし脂肪燃焼の観点からも手の筋肉の運動は無視できない量の脂肪を代謝してくれます。
またデイパックの利点は容量が大きい点で、タオルや下着の替えなどを常備しておけば思い切りウォーキングを楽しんでもトイレなどですぐにウォーカーからサラーリマンに変身できます。
最初の頃は一日の目標を1万歩に設定して歩けば良いと思います。歩数計にはいろいろなタイプがありますが、できればカバンの中に放り込んでおけば計測してくれるタイプのものを使って下さい。ベルトやポケットにフックで取り付けるタイプはサラリーマンのライフスタイルには向きません。サラリーマンは服を替えてもカバンは同じ物を持って歩く事が多いですよね。