「豊後水道絶景ウォーク」の初日の会場は津久見市民会館。４３Ｋｍコースのスタートの檄は最高齢者という事で東京から参加の北川氏（79才）が・・。７：５５スタート。

スタート直後から小雪が舞い始めた。

漁港を・・。初日のコースは津久見市役所から東へ海岸沿いを歩く往復折り返しコース。

漁港から登りに・・。高台からの豊後水道。往復折り返しコースは串刺し団子コースで、串の部分が往復 団子の部分が往路 復路で 海側と山側に分かれる。２８Ｋｍは団子が２個で４３Ｋｍは更に団子１個が追加される。

串の部分の３個目の長いトンネル（１０００ｍ）を。串の部分の往復トンネルが３個（これが最後）、団子の部分が５個、計８個のトンネルを潜る。ところがこのトンネルが曲者。後半に風が出てきて、風は東から西へ・・。このトンネルまでは良かったが、後半の復路トンネルはまるで風洞の中を逆らって歩いた！

この長いトンネルを抜けると、津久見湾の景勝海岸が続く。４３Ｋｍは遠くに見える半島まで歩く。

また団子部分の登りに・・

展望台から見た豊後水道。西側を・・

東側を・・。ココで４３Ｋｍのアンカーに追いつかれる。２８Ｋｍの折り返し点はまだ先である。

下りに・・

奇勝岩から豊後水道を・・。この先が２８Ｋｍの折り返しポイント。４３Ｋｍと一緒にフライングスタートした組がサービスを受けている。４３Ｋｍのアンカーもココで小休止。かめさんはそのまま横目で通過、先を急ぐ。「かめさ〜ん！」後ろから声が・・。「バスdeウォーク」の木村氏である。「甘酒飲んでいかないの？」　４３Ｋｍなんでそんな時間無いの！

４３Ｋｍのサービスポイントで甘酒を・・。お代わりをしちゃいました。その間にアンカーにまた追いつかれる。

４３Ｋｍの折り返し前のトンネルが・・前述の風洞トンネルの始まり！　折り返しのＣＰが４３Ｋｍの昼食会場。アンカーが昼食の間にかめさんは飯抜きで先を急ぐ。風が強く、白波が打ち付ける海岸。向かい風で歩きエネルギーを消耗する。

波しぶきを避けながら・・。この辺りから空腹を感じ始める。朝は切り餅２個入りの力うどんだったが。予め用意していた カンパン ビスケット チーズをカジリながら先を急ぐ。

最後の全長１．３Ｋｍの逆風の風洞トンネルを抜けるのに２０分かかる。　１６：４８マイＧＨの待つ市民会館へ、メロメロでゴール。アンカーもすぐアトに。後半の２０Ｋｍは絶えず向かい風、エネルギーを消耗しながらのウォークでした。４３Ｋｍを９時間かけてのウォークは「絶景ウォーク」ならぬ「絶叫 絶句ウォーク」でした。４連泊の道の駅に戻り、湯に浸り、やっとレポートする気になりました。

佐伯城址下の会場。関東の各氏に会いました。左から 鈴木氏（埼玉） 鈴木氏（東京・小平） 小池氏（東京） 北川氏（東京）

大分県Ｗ協の荻野会長の出発式の挨拶。荻野会長は元伊能Ｗの近ツリのサポートスタッフで、ＧＨの追っかけ隊だったかめさんは各宿の風呂で随分お世話になりました。

佐伯城址の櫓門の前を・・９：３０スタート。参加者２００名。心配した雪もなく、昨夜からの雨も上がりましたが、どんより曇りの寒いウォークとなりました。

今回のせっかくＷは５００選「歴史と文学 寿司のみち」・・佐伯市一周散策の１０Ｋｍ。先ず 国木田独歩館前を。

佐伯市のマンホール。

市内を流れる小川沿いの遊歩道を・・

市内を流れる番匠川の分流中川を渡る・・

藤棚の遊歩道を・・

途中で、お燗をしたペットボトルの甘酒のサービス。

ボランティア・ガイドの説明。ＫＫ興人の工場敷地内。旧海軍が佐伯港に軍港を設立。ハワイ真珠湾攻撃もココから出航。零戦の滑走路を写真で説明。

戦況が悪化するとＢ２９から退避させる零戦の掩体壕（エンタイゴウ）。これで効果があったの？　文化庁指定の有形文化財。

番匠川の堤防を・・

市内を一周し、１１：４０櫓門前にゴール。ゴール後のせっかくＷツアーの会食。

ココで５００選のタイトル「寿司」が出て来ました。

移動なしの休養日。道の駅「やよい」の片隅に湧水の取水口がある。道の駅の為、皆ポリタンクを車に積みやって来る。かめさんも丁度ボトルの水が無くなる頃であり、皆が未だ来ない早朝に大五郎のボトルを２本満タンにする。

「豊後水道絶景ウォーク」の会場の下見に。明日の「せっかくＷ」の集合地 佐伯市文化会館前の駐車場。

文化会館の門は市文化財に指定されている 佐伯藩主の居館だった跡の櫓門。

土曜の大会初日の会場 津久見市民会館前。豊後水道の津久見湾に面している。

二日目の会場、臼杵市総合運動公園の体育館前の駐車場。　予報では今夜から雪かも・・。スノータイヤは一応履いているが・・。大会への道中は山道（県道３６号）、もし雪なら海岸線で迂回した方が安全かも。

今回の２２日帰宅までの九州・四国遠征の１９日間は全て日程を組んでおり、昨日まで順調に推移していたが、今日は思わぬハプニング？ 福岡市にある「日本Ｗ協会九州本部」を初めて訪れ、５００選のコースを歩く予定だった。１０時過ぎに事務所を訪れるとシャッーが閉まっている。隣の店に確認すると「何時もは１０時から開いてるんですがネ」と裏に回って確認してくれる。「やはり誰も未だ来ていない様です」　近くのコンビニの駐車場で少し時間を潰し電話をするとやはり留守電。

おかしいな？ 待てよ、今日は９日？ ＪＷＡの京都で開催される総会の日だった！　役員が全員総会に出席してるかも！　結局福岡で５００選を歩くのを諦める。

結局 今日は門司〜福岡〜大分への移動のみとなった。宮崎に寄り、未だ歩いていない５００選のイヤーラウンドでもと・・一時考えたが、何も今話題の火山灰を浴びる事もないだろう。・・と今夜泊の道の駅「やよい」でお湯を浴びる事にした。この温泉付の道の駅は明後日の「せっかくＷ」の佐伯市の会場 土日の大会の津久見市 臼杵市の会場に近く連泊の予定。明日は休養日で、会場の下見程度でココでゆっくりします。

「いぶすき・・」の時は高速道の関門橋で九州入りしたが、今回は一般道の関門トンネル（通行料１５０円）で。　昨夜泊の相生の道の駅から九州迄は４００Ｋｍ以上、一般道では１２時間はかかる。その為今朝は朝食抜きで未明の４時に出発。定期便のトラック群と一緒に走る。渋滞もなく快調に・・。朝の広島市内はやはり渋滞に。西広島バイパスのパーキングエリアで朝食。山口市２号線沿いのコンビニで昼食。

午後２時過ぎに今夜泊予定の門司港に面しためかり公園の「ノーフォーク広場」の駐車場に１１時間弱で到着。「海峡のまち下関ツーデー」の時は、ココから二日間自転車で人道トンネルを抜け通った。