２５日目は、順天（スンチョン）〜光陽（クァンギャン）の、２９キロの行程。天気予報は、大雨・強風。洗礼も３度目ともなると準備万端でスタートですが、この日の雨量は最も多かったようで、あっという間に水浸し状態に。その上、計画は２５キロが、実質２９キロに。女性隊からは、人差し指を空に向けて“シロヨ（いやよ）！！”の一言。

午前中、一緒に歩いた順天市議会議員の許裕任（ホ・ユイン）さんを囲って、昼食を取った食堂の前で記念撮影。画像の乱れは、拭いても拭いても取れないレンズの水滴のせい。

光陽に入ると雨足は幾分弱くなりましたが、一日中、雨中歩行でした。

市庁舎の前で、出張中の市長の代わりに出迎えて戴いた総務局長さんを囲っての記念撮影。

さて、この日は、我らが事務局長“遠藤靖夫”さんの誕生日。古希を迎えますます盛んなクマさんです。女性隊最年長の佐藤恵子さんから花束を贈呈され、照れる（？）遠藤さんでした。

高齢（もとい、恒例）のケーキカットですが、遠藤さんがバースデイのお祝いを固辞されたこともあり、１ｓｔケーキは、隊員全員のバースデイをお祝いし遠藤さんと宣会長が、２ｎｄケーキは、隊旗や幟を頻繁に持つ押川さん、安さん、スタッフとして頑張っている金青年で、カットしました。そして、嶋さんからの提案で、４月２５日を『２１世紀の朝鮮通信使日韓友情ウオークの会の日』とする事に、満場一致で決定しました。

かめさん、明日からの東京国際スリーデーから名称を変えたウオーキングフェスタ東京で朝鮮通信使在日組で韓国一周に負けずに楽しみましょう。写真は２０１０年の最後の東京国際スリデーから。この写真に写っている遠藤さんをはじめ６人が韓国一周前半Ｗ２７日目を河東（ハドン）〜北川（フックチョン）に向かって歩いています。

２４日目は、順天（スンチョン）にて３回目の休養日。お昼過ぎまで、市の観光課が仕立てた観光バスで、名所巡り。

まずは、韓国三宝寺刹の一つ、松廣寺へ。観光課の通訳・小池早苗さんの案内で、賛同・境内を見学しました。ここでも、偶然の出会いが。小池さんは、いわき太田太隊員の姪御さんの同級生でした。

満開の桜の下で、記念撮影。

続いて、野生茶の産地でもあるので伝統野生茶体館で、韓国のの茶道のお手前を頂きました。

続いて、楽安邑城民俗村へ。

城壁にて、民俗村全景を背景に。

サファリハット大嶋 さん、休養日がお天気でよかったですね。順天市民はとても日本人を歓迎してくれますね。５月のアジアオリンピアードでもおそらくここを見学すると思いますが初めて参加する方を大嶋さんご案内よろしくお願いします。因みに５月の「第１回アジア市民スポーツ連盟アジアンピアード順天大会」に２１世紀朝鮮通信使日韓友情の会の参加者は４月２６日現在２７名の申請がありました。写真は２０１１年５月に遠藤さん他７名が参加した時の同じ場所での記念写真です。

２３日目は、筏橋（ポルキョ）〜順天（スンチョン）の、２４キロの行程。朝は少し肌寒いですが、日中は気温が上がりそうお天気です。宿舎のモーテルの庭は、ツツジの花が咲き誇り、スタートする一行を見守ってくれました。

途中では、菜の花が一行を励ましてくれます。

順天に到着すると、新しく就任された市長さんの出迎えを受け、歓迎のセレモニーが市庁内の会議室で行われ、市長の歓迎の言葉、遠藤事務局長のお礼の言葉、宣会長から隊員の紹介がありました。

セレモニー後は、お決まりの市長を囲んでの集合写真です。

花束を贈呈されたノ．ジョンウォンさんと嶋文子さんを囲んで、女子隊員だけの記念撮影。（市庁舎玄関先で）

２２日目は、寳城（ポソン）〜筏橋（ポルキョ）の３４キロの長丁場です。お天気は、昨日とは、打って変わって、多少の雲はありますが好天です。日中の気温は高くなるとのこと。雨対策から一転汗対策にかわりました。画像は、寳城郊外の農村をバックに、追い風に吹かれて気持ちよく歩く一行です。

寳城郡の片田舎の貯水池・徳山池の淵辺を進みます。

春の追い風は、緑の麦畑を渡り、一行の足取りを軽くしてくれます。

七分咲き（？）の藤棚の下で、最後の休憩。

２１日目は、長興（チャングン）〜寳城（ポソン）２５キロの行程。今日は、豪雨・強風の悪天候の予想。３日続けての雨模様にウンザリしている所に追打をかけられた様です。隊旗・幟は初めから下ろし、しっかりと雨具を装備して宿泊したモーテルからスタートした一行です。

風雨は、予想通り強く、黙々と歩く一行です。１時間も歩くと、ＧＯＲＥＴＥＸ仕様の靴にもジワジワと水が．．．。２時間後には、すっかり染み込んできました。

途中で、雨宿り休憩で立ち寄った村の小さな雑貨屋さん。なんと、店番をしていた女主人は偶然にも秋田・大曲出身の方。少し韓国訛りになっている日本語で応対頂き、日本隊の面々も一時の談笑を楽しみました。

この日のハイライトは、寳城に入ってからのメタセコイアの美しい並木道ウオークの筈でした。生憎の大雨で道路はまるで川のようで、ゆっくりと並木を見上げることもままなりません。

７年前の長興〜寶城を歩いたのは５月１７日でした。丁度同じ場所の写真です。