この消化器外科病棟(各病棟ごとにナースステーションがある)にはワゴンに載ったパソコンが10数台あるそうで、院内を看護婦さんがワゴンを押しながら各病室を回っている。日勤 夜勤 日替わりで看護婦さんが入れ替わり立ち代り・・。看護婦さんが変わっても、かめさんの腕のバーコードを読み込むと瞬時にかめさんの昨日迄のデータが呼び込まれ、これに今日のデータをその都度追加していく・・。 朝昼夕の検温 朝夕の血圧を・・そして患者から聞き出した 便の回数 尿の排出量 食事をどの程度食べたか・・もインプットする。 点滴液も通常の栄養剤以外の特別な液 抗生物質 鉄剤 脂肪分 等を点滴する際は必ず腕のバーコードと点滴液のバーコードを照合インプットしている。隣の患者さんは抗がん剤の点滴液を・・。点滴液を間違えたら大変な事になる。採血の際にも必ずバーコードで照合する。 地下でのレントゲンやCTスキャン撮影の場合も受付で必ず腕のバーコードを照合し名前を確認する。 外来患者と接する医師の個室のパソコンも、内視鏡画像やレントゲン写真はフィルムでは無く 全てパソコンで呼び出している。
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